ContextCaptureユーザーガイド

モデルの参照系

位置情報が与えられているプロジェクトの場合は、空間参照系の選択がWebアプリケーションにとって重要です。空間参照系は、Webアプリケーションでの3D表示と座標の管理に影響します。

3D表示に適した空間参照系をメートル座標で選択する必要があります。ENU座標系または標準のUTM/WGS 84投影法の使用を推奨します。

ContextCapture Webアプリケーションには、座標の管理のために、独自の限定された空間参照系(SRS)データベースが用意されています。WebビューアのSRSデータベースは、ENUシステムと標準のEPSG投影法に制限されており、標高基準面は処理することができません。Z値はWebアプリケーションではそのまま表示され、通常は楕円体が参照として用いられます。

Webアプリケーションに海抜高度を表示するには、3MXを生成する際に、適切な標高基準面を持つ空間参照系(例: EGM96)を使用する必要があります。